社長挨拶

代表取締役社長 太田 晴也の写真

 当社は東三河地域での新産業創出を目指して策定された「サイエンス・クリエイト21計画」に基づき、「新規総合産業拠点の形成」「産学交流拠点の形成」「人材の育成と定着拠点の形成」、これら3つの計画目標を掲げて平成2年10月に設立されました。

 以来30年余、今日に至るまで産業界、大学・研究機関、行政機関、金融機関の「産学官金」が連携する産業支援機関として、「地域産業の振興」と「地域を支える人材の育成」「新たな産業の創造」の一翼を担い、拠点施設である豊橋サイエンスコアの活用を図りながら様々な事業に積極的に取り組んでまいりました。

 しかし、時代とともに経済・社会構造が変化し、東三河地域の産業を取り巻く環境も設立当時とは大きく異なってきました。人口減少・少子高齢化や市場の長期停滞、人々の価値観の多様化・個性化、IT技術やAI技術の進歩など、今日の地域産業が直面する課題は多く厳しいものですが、これらの課題に対応するとともに、新たな発展を目指して取り組んでいくことが必要であると思います。

 当社は近年、「産学官連携による新産業の創出」「創業・スタートアップ支援」「ものづくり人材育成」の3方針を掲げて事業推進に取り組んでいますが、さらにこれからの30年を念頭に、今日的な課題や時代の潮流とその行方を見極める中で当社の事業・組織の再構築に取り組んでいくことが重要です。こうした取り組みを通して、これからの産業に求められるものは何か、振興のため何を行うのか、常に模索と実行を繰り返しながら東三河地域全体の発展に寄与してまいりたいと考えておりますので、今後ともご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
太田 晴也

PAGE TOP