平成23年度、平成24年度 バイオマスタウン構想実現に向けての取組み

たい肥の高品質化に向けて ~鶏ふんたい肥編~

事業内容

1.目的

バイオマスタウン構想の基本方向である「求められるたい肥づくりの推進」に基づき、ニーズ・市場性に対応した高品質のたい肥づくりを目指す。

2.内容

以上2点を対象農家へフィードバック

3.対象

サンプリング等の協力を得られる豊橋市内の家きん農家

<参考>求められるたい肥とは

(1) たい肥とは
 

家畜糞や落ち葉などの有機物を微生物の力で腐熟させたもので、土壌に有機物を与える大きな役割を果たします。自然の状態では、落ち葉等が堆積し、自然に有機物が還元されます。
 しかし、畑等では、土の中の有機物は作物を栽培する過程で持ち出されるばかりになり、たい肥を入れないと土は次第にやせていきます。

(2) たい肥の効果
 

たい肥を入れることによって、土壌の排水・通気・保水性等や、保肥力・pH・微量要素の改善だけでなく、たい肥中の肥料成分が化学肥料の代替にも利用できます。

(3) 良質たい肥の条件
 

次の6点を備えたたい肥が高品質なたい肥と言えます。

  1. 悪臭がないこと
  2. 取扱いやすいこと
  3. 病原菌、雑草種子などが死滅していること
  4. 生育阻害を及ぼす物質を含まないこと
  5. 塩類濃度が高くないこと
  6. 重金属濃度が高くないこと

<愛知県の鶏ふんたい肥の主な成分の平均値>

項目
愛知県
平均値
働き等
肥料の三要素 窒素全量(N)
3.24%
葉や茎が生育するために必要。
リン酸全量(P)
7.29%
花や実をつけるために必要。
カリ全量(K)
4.3%
根が大きくなるために必要。
pH 8.7% pH7.0未満だと酸性、pH7.0より大きいとアルカリ性を示します。
石灰 17.50% 根の発育促進と病害に対する抵抗性を強化します。
亜鉛 476mg/kg 新芽を作るのに役立ちます。
欠乏すると葉が小型化したりや変形したりします。
C/N比
(炭素率)
8.0
低すぎるとたい肥化の途中でアンモニアガスが発生し、悪臭が強くなります。
水分
18.9%
水分が高いと長期保管する場合には品質の変化に注意が必要です。
EC
(電気伝導率)
6.2ms/cm
水溶性塩類の総量の目安です。高すぎると作物の生育阻害が起きることがあります。

*現物当り、他の項目は乾物当り

平成23年度、平成24年度 バイオマスタウン構想実現に向けての取組み

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