平成22年度バイオマスタウン構想実現に向けての取組み

エコフィード

愛知県における養豚の現状

豊橋市には60戸の豚農家がおり、平均1,300頭飼養しています。

表3 豚飼養戸数・飼養頭数
エリア 飼養戸数(戸) 飼養頭数(頭) 1戸当たり
飼養頭数(頭)
豊橋市 60 77,900 1,298.30
愛知県 268
(3.9%、7位)
372,300
(3.8%、9位)
1,389.20
(21位)
全国 6890 9,899,000 1,436.70

農水省「畜産統計」H21,2,1 豊橋市は愛知県資料H18,2,1

表4 規模別飼養戸数
エリア 1~
299頭
300~
499頭
500~
999頭
1,000~
1,999頭
2,000頭以上 合計
豊橋市            
愛知県 40 23 52 84 47 246
全国 1,990 732 1,230 1,050 999 6,000

農水省「畜産統計」H21,2,1


エコフィード原料

表5にまとめたように、エコフィードに適した食品廃棄物(バイプロと呼びます)は、品質・量が安定しており、異物混入がなく、塩分・脂質が少なく、タンパク質含量が高いものといえまた。また、乾燥していると保存性が良くなり、より適しています。

直接給餌

加工後給餌

表5 バイプロのエコフィード適性
種類 適性 理由・摘要
排出事業者 製造業 品質、内容が明らかで、大量に安定供給されることが多い。
小売・外食 異物混入、塩分・脂質が多い、量が少ない、成分が安定しない等の問題がある。
  脂質が多いと、酸化し、豚の脂肪の臭いが悪くなるといわれる。
原料 コメ タンパク質がやや少ないが、脂質が少ない。
  加工していないものは、デンプンが消化しにくく、粉砕処理等が必要。
小麦 タンパク質含量が適当。
大豆 脂質が多い。脱脂大豆は例外。生大豆はサポニンを含むため不適当。
製品 小麦粉 保存性がよい。
パン粉 多少脂質・塩分が多いが、取扱い容易。
生パン パン粉に比べて保存性が劣る。
麺類 うどんは塩分が多く適性は低い。ただしゆでた麺は良いが、保存性は悪くなる。
ラーメンは適性は高い。
乾麺は保存性良好。ノンフライ麺がいいが、フライ麺もパーム油を使っているので肉質への影響は少ない。
焼きそばは脂質が多い。
菓子 洋菓子は脂質が多いので混合量は控え目にする。
和菓子は塩分が多くなければ良い。
酒かす コメに比べてタンパク含量が高くなっている。安定供給できないのがマイナス。
スターチ だまになりやすくタンパク質を含まない。
シロップ タンパク質を含まず発酵しやすい。
おから 脂質が多い。

エコフィード取扱い業者聞取り調査による。

県内でのエコフィードへの取組み

エコフィード当事者聞取り調査

堆肥の肥効

リキッドフィード導入生産者

バイプロ原料保管状況の画像
バイプロ原料保管状況
WEDA社製供給機の画像
WEDA社製供給機
バイプロ混合槽の画像
バイプロ混合槽

エコフィード推進

以上のことから、豊橋市内でエコフィードを推進するために必要な点を提案する。

  1. 多様なバイプロを受取り可能となるよう、地域内でエコフィードに取組む生産者を増やす。特に、今後発生してくるバイプロは直接給餌はしにくい高含水率のものが多くなると考えられるため、跡継ぎがおり、設備投資することが出来る生産者に対して、(行政の費用負担も含めて)リキッドフィードシステム導入を勧誘する。
  2. バイプロ排出事業者と生産者をつなぐ、ロジスティクス等を強化する支援をする。
  3. 愛知県* や東海農政局** では、廃棄物の排出者と再生利用者をつなぐシステムを構築している。これらのシステムに対する製造業者の認知度が上がれば、バイプロ開拓に有効であろう。
表6 バイプロ含水率ごとの利用方法
含水率 乾燥処理 エコフィード種別
ドライフィード リキッドフィード
非常に高い なし ×
高い 難(専門業者処理)
中程度 易(排出者処理可能)
低い なし

* 愛知県「資源循環情報データベース」 http://aichi-shigen-junkan.jp/db/index.html
** 東海農政局「東海地域における食品残さデータベース」 http://www.maff.go.jp/tokai/seisan/tikusan/zansa/zansanet/index.html

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