IGHプロジェクト

IGHプロジェクトは終了しました。

プロジェクトの意義

従来の施設野菜栽培では、管理方法を生産者の「勘」に頼ることが多く、植物の生産能力を十分に発揮出来ないことがありました。

本プロジェクトでは、週単位でPDCAサイクルをまわし、1年を通じて植物の生育を良好に保つことを目標に、実証実験を行っています。

施設栽培をより高度化することは、収量増加・品質向上を通じた生産者の経営安定化や、共存する農業資材関連企業の活性化が図られ、もって地域の活性化につながると期待されます。

プロジェクトの目標

国産大玉トマト50t採り

2作目に50.6t*、3作目に50.9t*を収穫し、目標を達成しました。
* 10aあたり可販果収量

高品質多収採り技術のマニュアル化・普及

高品質で多く採取する方法をマニュアル化します。

施設整備概要

補助事業名 経済産業省:イノベーション拠点立地支援事業「平成22年度先端技術実証・評価設備整備費等補助金」
豊橋市:植物工場普及促進事業費補助金
テーマ 自然エネルギー活用型次世代高収量生産植物工場の為の新技術の実証設備整備
事業費 127,900千円 うち経済産業省補助金80,670千円 豊橋市補助金22,198千円
施設建設場所 愛知県豊橋市西幸町字浜池331-12(豊橋リサーチパーク4-2街区)
施設規模 栽培棟1,260㎡(機械・空調室256㎡) 管理棟45㎡
スケジュール 着工 平成23年11月 竣工 平成24年6月 実証事業開始 平成24年7月

施設紹介

運営組織

管理

株式会社サイエンス・クリエイト ○事業統括 ○事務局
豊橋技術科学大学 ○研究開発 ○共同研究

参画企業

イノチオホールディングス(株) ○実証事業統括 ○栽培管理
○栽培ノウハウと生産者生産者の収支シミュレートによる、太陽光を最大活用した
周年栽培のための施設、システムのトータル設計
シンフォニアテクノロジー(株) ○循環式養液栽培システム
○自然エネルギーの活用(太陽光、風力)「ナチュエネシステム」
○データマイニング、ソフト開発
ガステックサービス(株) ○施設園芸におけるCO2の有効活用
○CO2供給装置と制御盤
日本オペレーター(株) ○マルチモーダルセンサの実証
○センサ技術の実証と改良及びデータマイニング

支援

豊橋市 資金提供・普及啓発
豊橋商工会議所 資金提供・普及啓発
愛知県農業総合試験場 研究連携・技術指導
中部経済産業局 情報提供

栽培概況

  第1作 第2作 第3作 第4作 第5作
定植 平成24年7月24日 平成25年12月17日 平成26年12月24日 平成27年12月24日 平成28年12月26日
収穫期間 平成24年9月15日
~平成25年7月10日

平成26年2月20日~12月10日  平成27年2月25日~12月16日  平成28年2月16日~12月16日  平成29年3月中旬~12月18日(予定)
品種 りんか409(穂木)/スパイク(台木) りんか409(穂木)/スパイク(台木) りんか409(穂木)/スパイク(台木) りんか409
桃太郎ピース
桃太郎ゴールド・ホープ・なつみ・ワンダー
株数 2,964株
(3,458本へ分枝)
3,534株
(4,123本へ分枝)
3,534株
(4,123本へ分枝)
3,534株
(4,123本へ分枝)
3,534株
栽培方法 ハイワイヤー長期多段採り
養液栽培(ヤシガラ培地)
ハイワイヤー長期多段採り
養液栽培(ヤシガラ培地)
ハイワイヤー長期多段採り
養液栽培(ヤシガラ培地)
ハイワイヤー長期多段採り
養液栽培(ヤシガラ・ロックウォール)
ハイワイヤー長期多段採り
養液栽培(ヤシガラ培地)
収量(可販果) 41.5(t/10a) 50.6(t/10a) 50.9(t/10a) 52.2(t/10a)

50tどり達成のためのPDCA管理



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