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2019/06/14

豊橋を拠点に衛星データ利活用可能性調査事業を行います。

Tweet ThisSend to Facebook | by tsc-admin
当社は豊橋市より令和元年度「豊橋市における衛星データ利活用可能性調査事業」を受託いたしました.

衛星データとは?
先ごろ話題となったはやぶさ2衛星のように地球から飛び出し宇宙空間を探索する衛星とは別に,普段地球の周りを回って地球上で起きた出来事を撮影する衛星が,地球観測(EO:Earth Observation) あるいはリモートセンシングと呼ばれる科学的な研究のために利用されてきました.

目に見える可視光だけでなく赤外線なども撮影可能な光学衛星や,電波を用いて雨天でも地表を観測するSAR(Synthetic Aperture Radar) 衛星を用いた観測は長らく研究者のもとでのみ利用されてきましたが,近年の宇宙産業への民間事業者の参入による宇宙ビジネスの根幹構造の変化から,日欧の政策として,エンドユーザー拡大による宇宙ビジネス全体の振興を目的とした宇宙利用の促進のための衛星データのオープンフリー化が世界的に進められた結果,非宇宙事業者によるビジネス分野での利用がここ数年で急速に拡大しています.

利活用の用途について
世界的な衛星データの利用としては,
  • 石油タンクや平面駐車場の画像を分析した売上情報等の市場予測
  • 広域に散らばった圃場の一括モニタリング等営農支援
  • 黒潮などの海流中の暖水塊を発見し,漁獲に繋げる情報サービス
  • 赤潮・白潮・青潮などの海洋沿岸で起こる災害の観測
  • 災害時の広域での被害状況の把握(土砂崩れ・橋梁の破損・家屋の冠水など)
  • トンネルや鉄塔などの構造物の設置地表面の異常検知
  • SDGsにおいても最重要視されている二酸化炭素などの温室効果ガスの測定
など多岐にわたる用途が挙げられる一方で,
「衛星データから何が分るのか,どのように利活用できるか」についてはまだ開発され尽くされていません.


本年度展開予定の事業は以下の通りです.


(1)民間事業者等への訪問インタビュー調査(60社程度)
 地域事業者を中心に訪問し,衛星データ利活用のニーズやアイデアについてヒアリング調査を実施する.

(2)衛星データ利活用に関する庁内研修の実施
 衛星データ活用事例等の紹介を交え,衛星データ利活用に関する現状の理解,認識を深めるとともに,業務に関する衛星データ利活用のニーズやアイデアについてアンケート調査を実施する.

(3)宇宙ビジネス検討イベントの開催
 職員アンケートや事業者インタビュー,大学の知見等を,どのように活用できるか検討するとともに,具体的な事業提案につなげるためにアイデアソン・ハッカソンを実施する.

(4)調査結果の分析及び事業提案
 各種調査結果の分析や専門家によるアドバイスおよびアイデアソン・ハッカソンから出 たアイデアをもとに,オープンデータ・IoT・ドローンなどの先端技術との連携や, SDGs 等の社会課題の解決との有機的な結びつきを持った,今はまだないサービスを豊橋ならではの視点から提案します.


(2)衛星データ利活用に関する庁内研修のチラシ

日本の宇宙政策について(参考)

 内閣府・宇宙政策委員会が取りまとめた宇宙産業ビジョン 2030 では,宇宙(産業)分野に おいて“技術革新”と宇宙以外の分野における変革とが相まったイノベーションの進展による第 4 次産業革命とも呼ばれる“新たなパラダイムシフト”が始まっているとして,特に宇宙利用産業については,「高頻度かつ高解像度の衛星リモートセンシング情報や準天頂衛星みちびきによる高精度測位サービス等,衛星データから得られるデータの質・量の向上と,地上データによるビッグデータを,人工知能等による解析で,様々な分野の課題に対し解法(ソリューション)を提供していくことが期待され,衛星データは多くの産業の競争力強化に貢献する第 4 次産業革命の駆動力となる.」とされています.



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